子供の成長に必要不可欠な食事。
しかし、食事への興味が薄くて集中して食べられない子供も多いです。
「いつまで経っても食器が片付かないじゃん」
「栄養を考えて作っているのにどうして食べないの…」
これらは恥ずかしながら、実際に子育て中に私が考えてしまっていたことです。
しかし、ある3つのことを心がけたことで子供が集中して食事をしてくれるようになりました。
この記事では子供が集中して食事ができない場合の原因と対処法、また3つの心がけたことについて解説していきます。
これらに取り組むことであなたの子供も落ち着いて食事が取れるようになるでしょう。
今日から始められるカンタンな内容となっていますので早速実践してみてください。
子供が集中して食事できないときの原因と対処法
子供が集中して食事できないときの原因は主に3つあります。
これらの原因を正しく対処することで、子供が食事に興味を持つようになります。
・お腹が空いていない
・テレビやスマホを見ている
・食事前の行動で頭がいっぱいになっている
お腹が空いていない
まず子供が集中して食事できない場合に考えるべきことは「お腹が空いていない」ということです。
お腹が空いていれば何も言わなくても子供は集中して食事をとります。
食事をするまでにしっかりと運動をしてお腹が空いている状態を作りましょう。
文部科学省の幼児期運動指針(https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/undousisin/1319771.htm)によると、毎日合計60分以上体を動かすことが望ましいとされています。
公園で遊ぶ時間がないときは室内でできる運動もあるため以下を参考に行ってみてください。
・ドアの左右に紐を張って下をくぐらせる
・幼児用のダンス動画で踊らせる
・新聞紙で作ったボールでキャッチボールする
テレビやスマホに集中している
子供が食事中にテレビやスマホを見ている場合は、そっちに興味が向いている可能性があります。
私たちでも面白い番組があると思わず食事の手が止まってしまうため、子供なら尚更映像に夢中になります。
テレビやスマホを切ってあげると集中して食事が取れるようになるでしょう。
食事前の行動で頭がいっぱいになっている
子供は良くも悪くも自分の気持ちに正直です。
食事前におもちゃで遊んでいたりテレビを見ていたりして、無理やり中断させられると「早く続きを…」となってしまいます。
もし、食事前に何かに夢中になっている場合は「あと○分くらいでご飯だからね」と声をかけることが大切です。
このように声をかけることで、子供は自分の中で気持ちの切り替えができるようになります。
ただし、「あと少しでご飯よ」だとどれくらいなのか伝わりにくいため具体的に言ってあげるようにしましょう。
子供が集中して食事できないときに心がける3つのこと
私は子供が集中して食事ができないときに以下の3つのことを心がけていました。
これらを1ヶ月ほど心がけたところ以前よりも圧倒的に落ち着いて食事がとれるようになりました。
・集中して食事ができたら褒める
・食事できる時間を決めておく
・なぜ集中して食べるべきなのかも教える
集中して食事ができたら褒める
子供が集中して食事ができたら褒めてあげましょう。
人間は褒められると自己肯定感が高まり「またやってみるか」という気持ちになるものです。
また、褒めるときは集中して食事ができたことだけでなく、遊びやテレビを中断したことなどの過程も褒めることが大切です。
このように過程も褒めることで子供は「きちんと見てくれているんだ」と安心感も感じてくれるようになります。
食事できる時間を決めておく
「食事は出してから30分まで」のように食事できる時間を決めておきましょう。
私たち大人でも何かしらの期限があると集中力が上がるように、子供も食事時間を決めることで集中して食べられるようになります。
あらかじめ決めた時間を超えたら何を言われても食事は下げてください。
時間を超えても食事を下げないでいると「結局食べられるじゃん」と効果を得られなくなってしまいます。
なぜ集中して食べるべきなのかも教える
なぜ食事を集中してするべきなのかという理由まで教えるようにしましょう。
子供は理由に納得できずに叱られてしまうと、親の顔色を伺うようになります。
なぜしてはいけないのかよりも「怒られる/怒られない」で物事の判断してしまうようになるのです。
自分で正しく判断ができるようになるためにも、叱るときには集中して食べるべき理由まで伝えるようにしましょう。
まとめ
この記事では子供が集中して食事ができない場合の原因と対処法、また3つの心がけることについて解説してきました。
子供が集中して食事できない場合の原因は以下の3つが挙げられます。
・テレビやスマホを見ている
・食事前の行動で頭がいっぱいになっている
・お腹が空いていない
これらの原因を正しく対処できれば子供も集中して食事を取れるようになります。
また、原因に対処するだけでなくプラスして以下の3つのことを心がけてみましょう。
・集中して食事できたら褒める
・食事できる時間を決めておく
・なぜ集中して食べるべきなのかも教える
私の場合はこれで子供が集中して食事できるようになりましたよ!