幼児期になるとお菓子の美味しさに夢中になってしまうことがあります。
この時期は、お菓子ばかり食べてご飯を食べなくなる子供も少なくありません。
私の子供も2歳くらいの頃、お菓子ばかり欲しがって駄々をこねていた時期があったものです。
しかし、ある3つの心がけで、いつの間にかご飯をモリモリ食べるようになりました。
この記事では幼児期の子供がお菓子しか食べないときの原因と対処法、私が行った3つの心がけについて解説していきます。
原因に対して正しい対処、心がけを行えばあなたの子供もご飯を食べるようになります。
幼児期の子供がお菓子しか食べないときの原因と対処法
幼児期の子供がお菓子しか食べないときの原因は主に2つあります。
これらの2つのうち1つが原因となっている場合と、両方が原因となっている場合に分けられます。
・味覚が発達して好き嫌いが生まれる
・イヤイヤ期で自己主張が強くなっている
味覚が発達して好き嫌いが生まれる
2歳ごろになると味覚が発達して好き嫌いが生まれ始めます。
特にお菓子は濃い味付けになっているものが多いことから、子供は夢中になって食べるというわけです。
私の子供はずっとキャンディーを欲しがったりボーロを欲しがったりといったものでした。
しかし、ここで同じお菓子ばかりを与えているとお菓子しか食べない偏食ぶりが益々進んでしまいます。
お菓子を与えるにしてもできるだけ違う味付けのものをあげるようにしましょう。
イヤイヤ期で自己主張が強くなっている
子供は2歳ごろになるとイヤイヤ期が訪れます。
イヤイヤ期とは、自己主張が強くなって自分の「これがやりたい!」という気持ちに正直になりすぎる時期です。
どれだけ両親が止めても「イヤだイヤだ!」と駄々をこねることからイヤイヤ期といわれています。
お菓子しか食べないことについても、このイヤイヤ期が合わさって起きている可能性があります。
どれだけイヤイヤと言われても「どうしてイヤなのかな?」と理解してあげる姿勢を見せることが大切です。
この人は信頼できる、言うことを聞いてみようと子供が思えるようになれば自然とご飯も食べてくれるようになります。
幼児期の子供がお菓子しか食べないときの3つの心がけ
私が実際に行った子供がお菓子しか食べないときの3つの心がけを紹介します。
これらを試すだけでも子供の反応が全然違うのでぜひ取り組んでみてください。
・お菓子は子供から見えない位置に置く
・時間と量を決めてお菓子をあげる
・公園に遊びに行く
お菓子は子供から見えない位置に置く
お菓子は子供から見えない位置に置くようにしましょう。
子供から見える位置に置いてしまうと、「お菓子を食べたい!」という欲求がどうしても生まれてしまいます。
私は冷蔵庫や食器棚などの子供には絶対に見えない高い位置に置いていました。
ただし、お菓子を取り出す場所を子供に見られてしまうと効果が薄れてしまうため見られないように注意してください。
時間と量を決めてからお菓子をあげる
あらかじめ時間と量を子供と決めてからお菓子をあげるようにしましょう。
子供と一緒に時間と量を決めてルールができることで、自分で欲求に制御をかけられるようになります。
例えば15時に1袋だけと決めたのなら、どれだけ駄々をこねられてもその時間および量以外にお菓子を出してはいけません。
駄々をこねたら貰えると間違った学習をしてしまいますし、ルールは破ってもいいものとも思い兼ねないからです。
逆に言えばあなたがお菓子を出さなければルールを破ることになるため、決めた時間に必ず出すようにしましょう。
公園に遊びに行く
子供がお菓子を欲しがるようなら公園に遊びに行きましょう。
人間は運動を行うことで食欲が低下することから、子供がお菓子を欲しがる気持ちを抑制させることに繋がります。
運動と食欲との関係を検討した実験室で実施された多くの研究によると、運動後のアンケートによる主観的食欲度は一時的に低下すると言われています。この現象は「運動誘発性食欲不振」と呼ばれています。
出典:早稲田大学 アスリートと食欲調節(https://www.waseda.jp/prj-female-ath/conditioning/nutrition/appetite/)
公園から帰ってご飯の支度をし始めればちょうどいい時間帯に空腹を感じるため食事も取ってくれるでしょう。
まとめ
この記事では幼児期の子供がお菓子しか食べないときの原因と対処法、私が行った3つの心がけについて解説してきました。
幼児期の子供がお菓子しか食べないときの原因は主に2つあります。
・味覚が発達して好き嫌いが生まれる
・イヤイヤ期で自己主張が強くなっている
これらの原因に正しく対処を行うだけでもご飯も食べてくれるようになる可能性があります。
しかし、もしこれでもお菓子だけしか食べないようなら私が実践した以下の3つの心がけに取り組んで身てください。
・お菓子は子供から見えない位置に置く
・時間と量を決めてお菓子をあげる
・公園に遊びに行く
私の子供はこれでご飯を食べてくれるようになりました。
あなたの子供もこれらに取り組めば今よりも食事に興味を持ってくれるようになるでしょう。