ニュースを見ると、深刻な感染症の流行について、よく耳にしますよね。
お部屋に侵入したウイルスがご家族、特にお子様へ、健康被害を与えないか心配ではないでしょうか?
また花粉症シーズンを迎えるこの時期、涙、鼻水を伴う、とてもつらい花粉アレルギー症への対策が必要になります。
そんな時、ぜひ検討したいのが空気清浄機の購入です。
以下、空気清浄機を選ぶポイントや、おススメの機種についての情報をお伝えしたいと思います。
空気清浄機はフィルターが重要
フィルターの機能面で見ると、選ぶポイントが三つあります。
- 加湿能力
- ホコリフィルターの能力
- 脱臭力
以下、それぞれについて見ていきましょう。
加湿能力について
加湿能力があるフィルターは、冬場、エアコンによって空気が乾燥してしまうのをその加湿機能で湿度を上げることで防げます。
また、湿度を上げることによってホコリが部屋に舞い上がるのを防いだり、PM2.5や花粉の集塵能力を上げるなど、ウイルスの活動を抑えることにつながります。
加湿方式には、スチーム型、気化式加湿型という方式がありますが、気化式のほうが電気代は安くなります。
ホコリフィルターの能力について
JIS規格で一定水準以上の集塵力を持つと定められている、HEPAフィルターを備えた機種を選択すると、高性能の集塵力を持つ空気清浄機が買えます。
ただし、高性能のフィルターはすぐに目詰まりし、交換頻度も早く、寿命が短くなります。
交換寿命が長く、それでいて集塵力のある空気清浄機は、コストパフォーマンスに優れたものだといえるでしょう。
汚れが広がりにくく、静電力が落ちにくい、撥水、撥油性能の高い素材を用いているTAFUフィルターは、10年後でもHEPAフィルターと比べて高い集塵効率を保てるので、やはりコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。
さらに、TPAフィルターという、HEPAフィルターのような目詰まりがない、タワープレート構造の吸着フィルターも登場しています。
脱臭力について
脱臭フィルターに活性炭などを用いて、ニオイを除去できる機能を備えた、空気清浄機があります。
タバコやペットなどのニオイを除去できる、脱臭フィルターを搭載した空気清浄機を選びましょう。
空気清浄機はウイルス、花粉、タバコの煙を除去できる空気清浄機を選ぼう
空気清浄機を買う動機として代表的なものはウイルス対策、花粉除去、タバコの煙対策が挙げられます。それぞれ見ていきましょう。
重要なイベントを控えている子供の健康のため、風邪、コロナ感染症を防げる能力を持つ空気清浄機が必要
冬には受験、春になると入学式など、子供が重要イベントを迎えるこの時期。
風邪やコロナ感染症などのウイルス対策に適している、空気清浄機を購入したいものですよね。
一般的にウイルスの直径は、HEPAフィルターが集塵可能な直径幅よりも狭く、フィルターを通過すると考えがちです。
しかし、ウイルスは飛沫に付着して移動するため、その飛沫を吸着できる大きさのフィルターであれば、ウイルスを除去することが可能です。
つまり、HEPAフィルターを搭載した空気清浄機は、その多くはウイルス除去性能を備えているといえるでしょう。
また、紫外線や、光触媒などを用いてウイルス対策を施した空気清浄機を用いれば、さらに相乗効果が見込めます。
ウイルス対策には加湿機能、高集塵能力を備えたフィルターを持つ空気清浄機を検討すべきです。
春になると大量に飛散する花粉対策のために、空気清浄機は今が買い時
二月、三月には花粉症シーズンがやってきます。お子様の花粉症対策にも、部屋に侵入した花粉を除去できる空気清浄機の購入を検討しましょう。
一般的なHEPAフィルター、TAFUフィルターならば花粉ほどの大きさの異物は除去できます。
HEPAフィルター、TAFUフィルター相当の、高い集塵能力を備えた空気清浄機を選択しましょう。
また、花粉症対策の能力を備えた空気清浄機には、その多くはJAPOCマークが認証されています。
このような空気清浄機ならば花粉を除去できる空気清浄機と言えます。
花粉対策にも、加湿機能、高集塵能力を持つフィルターがついている空気清浄機を選択しましょう。
気になるタバコ臭を除去できる空気清浄機とは
活性炭フィルターを搭載した空気清浄機なら、タバコのニオイの除去に効果的です。
また、ペットのニオイにも対応していますので、ペットを買っている家庭にも活性炭フィルターが搭載されている空気清浄機がオススメです。
高性能のフィルターを搭載したオススメの空気清浄機をピックアップ
では、各社様々な空気清浄機が販売されていますが、フィルター性能や、特徴を観ながら比較していきましょう。
シャープ KI-LD50-W
- プラズマクラスターフィルター
- 特徴
- 除湿機兼加湿空気清浄機
- プラズマクラスター25000
- 除湿量:約5.0L/日
- 加湿量:400mL/h
- 加湿方式:気化方式
- 除湿方式:コンプレッサー方式
- 発売年: 2020
エアドッグ Airdog X3s
- 目詰まりがない、交換不要のTPAフィルター
- 特徴
- コンパクトモデル
- 静音設計
- たばこ、花粉、5、ウイルス対応
- フィルター交換不要
- 3方向排気システムでコンパクトなのに高レベルの清浄効率
- ウィルス8%
- 花粉、黄砂、細菌、5、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物99.9%除去
パナソニック ナノイーX ホワイト F-VC70XU-W
- 加湿フィルターあり
- 脱臭フィルターあり
- HEPAフィルター搭載
- 特徴
- 3Dフロー花粉撃退気流
- 3方向への立体的な気流。
- 日本の主要な13種類の花粉を抑制
ダイキン ACK70X-W ホワイト
- 高性能、長寿命の、「TAFUフィルター」
- 加湿機能あり
- 特徴
- 飛び出すアクティブプラズマイオンと吸い込んで分解するストリーマのダブル方式
- 31畳用
- 8畳を清浄する目安9分
日立 クリエア EP-MVG90 W パールホワイト
- 約10年間交換不要のHEPAフィルター
- 特徴
- 加湿対応
- 5対応
- 自動お掃除ユニット付きでメンテナンスがラク
- 加湿方式:気化式
アイリスオーヤマ ホワイト MSAP-DC100
- 活性炭フィルター、HEPAフィルター搭載
- 特徴
- ホコリ濃度が画面でわかり、除去の進行状況が把握できる。
- ターボモードでスピード除去可能。
- 比較的手ごろな値段設定。
ダイソン 空気清浄機能付 タワーファン dyson Pure Cool Link TP03IB
- HEPAフィルター、活性炭フィルター搭載
- 特徴
- dyson linkアプリで、インターネットから操作できる。アプリで空気の状態が把握可能。
- トリス緩衝液を浸透させた活性炭フィルターが、VOC(揮発性化合物)やニオイなども除去。
空気清浄機は高性能のフィルターを搭載した商品を選んで、子供の健康を守ろう
空気清浄機のフィルターは各社特徴があり、求める用途に合わせて性能を選択できます。
たとえばフィルター交換不要のTPAフィルター。長寿命になる上、メンテナンスも楽になるので便利そうですね。一方、お値段は他社製のものより高くなるようです。
このほかにもプラズマクラスター、TAFUフィルターなど、各社それぞれの方式を用いて集塵能力の向上を図っています。
このようにバリエーションや価格帯も様々ですから、よく比較しながら購入したいですね。
ぜひ、それぞれの家庭環境に合わせた空気清浄機を購入してみてください。